18 1 / 2012

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ステマ話の全体感としては、少し前のフジ騒動や反韓デモとも経緯がつながっていて、さらにたどるとアンチメディア、反電通といったあたりのラインから系譜している感じ。
そういう視点で見るとこれら一連の流れには「扇動される事への忌避」が見える。騙されやすく踊らされやすい国民性の変化。

ステマが気に食わないということは、裏を返せば受け取った情報に精査を強いるな、という話。仮にそれが通常の宣伝の場合、検証が不要なので多少負荷の程度が低い(全肯定ではない)恣意的な情報が横行すると、取得時にそれが恣意的かどうか常に検証しなければならず、非常にめんどくさくなる。

この観点では「面白ければなんでもいい」は否定される。
おそらく、今後の潮流としてはそうなっていくだろう。面白くても無価値な情報は非効率であり、あらかじめ選別されてあるべきだ。
嘘でも何でも面白くすればウケる、といったスタイルが古くさくなっていく。

恣意的な情報は確かに不快だが、ここまでセンシティブに反応する背景には確実に原発事故があると思う。
これだけ全国的に真偽の難しい、それでいて生命の危機に関する情報が飛び交ったことは過去なかった。日本政府そのものがまず信用できない。メディアもネットも混乱した情報が飛び交ったわけで。

後は、ステマに関しては今まで問題を多くはらみつつなかなか叩きづらかったまとめブログ界隈をフルボッコできる武器が手に入った、という経緯もある。この点に関してはいずれ来ると誰もが薄々感じていた話だと思う。各方面にすこしずつ敵を作っていく事で話題を作る手法だから。

でも、実際のところ騒動がある程度終息した段階でネット民がどう動くかについてはドライで、気に入らないと表明しつつも常に情報を更新しているのがそうしたブログであるなら、結局人はそこに戻ってしまうんじゃないかという気もする(そしてまたしばらくして何かに引火して爆発する)

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